2017年2月13日月曜日

170213 関電高浜原発クレーン倒壊事故(大成建設)

2017年1月20日、関西電力高浜原子力発電所2号機(福井県高浜町)の安全対策工事において、大型クレーンが転倒する事故が発生しました。
関西電力の事故調査によれば、元請負者の大成建設が暴風警報を把握せず、暴風時に必要なクレーンのアームの折り畳みなどの防止策を取っていなかったことが原因であったとのことです。


事故が起きた1月20日午後9時50分ごろ、同原発周辺には暴風警報が出ていました。しかし、大成建設は同日の工事終了後、気象情報の確認を怠り、暴風警報に気付かなかったそうです。一方の関西電力も、警報を把握していたが大成建設への連絡は行わなかったとのこと。





風速40メートル以上の暴風によってクレーンのアームを支える部品が変形し、倒壊につながったとみられています。
クレーンは原子炉補助建屋と燃料取扱い建屋(使用済み核燃料の保管庫)を直撃しました。大変な事故ではありますが、放射能漏れという大参事には至らず良かったです。





201611月に起こした博多駅前陥没事故の問題があるなか、さらなる事故を起こしてしまった大成建設。爆発的な業務量のせいで、ミスが多発してしまっているのでしょうか。

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