2017年8月11日金曜日

170811 大成建設、丸の内の工事現場で作業員3名転落死

本日午後4時半頃、東京都千代田区丸の内3丁目の工事現場で、作業員3名が死亡する事故が発生しました。報道によると、5階部分で壁の基礎部分を造る作業を行っていた作業員1名が、エレベーターを通す縦穴の上に足場として置いていた鉄板とともに、25メートル下の地下3階部分まで落下したとのこと。落下の際、作業員2名を巻き込み、結果として3名の作業員が死亡したと見られています。

同工事は「(仮称)丸の内3-2計画」と思われます(以下参照)。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=4&ved=0ahUKEwjZh_Xn2NDVAhUCXrwKHX9JBU8QFgg6MAM&url=http%3A%2F%2Fwww.mec.co.jp%2Fj%2Fnews%2Farchives%2Fmec151111_marunouchi3-2.pdf&usg=AFQjCNF1pC1aH9yQmRg0eRPsSR6kbWFMAw

情報をまとめると、以下のとおりになります。
発注者:三菱地所㈱、東京商工会議所、㈱東京會舘
施工:大成建設
設計監理:三菱地所設計
階数:地下4階、地上30階、塔屋2階
工期:2015年11月16日~2018年10月中旬

皇居に近接し、世界有数のオフィス街である超一等地丸の内の目玉物件。直近で好決算を発表していた大成建設ですが、またも重大事故を発生させました。

祝日、それも大型連休初日に発生した事故。祝日の作業ということで、現場全体に気の緩みがあったのかもしれません。こうした事態が再発しないよう、祝日や週末の現場全休を義務付ける法制度の確立を望みます。