2017年4月5日水曜日

170405 農地の震災復旧で談合疑い‐ゼネコン十数社に立ち入り

農林水産省東北農政局が発注した東日本大震災の復旧工事などをめぐり、談合した疑いが強まったとして、公正取引委員会は4日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、鹿島建設や大林組などゼネコン十数社を立ち入り検査しました。


ほかに立ち入り検査を受けたのは、前田建設工業や東急建設、戸田建設、熊谷組、西松建設、奥村組、飛島建設、フジタ、青木あすなろ建設、りんかい日産建設など。各社は東日本大震災で被災した農地や水路を復旧する土木工事などをめぐり、事前に受注予定者を決めるなどしていた疑いが持たれているとのことです。


東日本大震災に関わる談合疑惑。道路舗装業界にとどまるかと思っていましたが、総合建設業界にも波及していた模様です。震災のドタバタ状況のなか、談合を許す風潮ができてしまっていたのでしょうか。調査結果に注目です。


参考記事:
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG04H5N_U7A400C1000000/
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017040400667&g=soc

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